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特集 直腸癌術後の排便障害―低位前方切除後症候群(LARS)
II. 各論
7.LARSに対する辻仲病院柏の葉のチーム医療の取り組み
Approach of medical teams of Tsujinaka Hospital Kashiwanoha to low anterior resection syndrome
浜畑 幸弘
1
,
小池 淳一
1
,
鈴木 綾
1
,
鈴木 優之
1
Y. Hamahata
1
,
J. Koike
1
,
A. Suzuki
1
,
Y. Suzuki
1
1辻仲病院柏の葉
キーワード:
LARS
,
ISR
,
BF治療
Keyword:
LARS
,
ISR
,
BF治療
pp.1023-1027
発行日 2023年8月1日
Published Date 2023/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka85_1023
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低位前方切除後症候群(LARS)は退院後の患者の生活に大きな支障を与える.これらに対する治療法にはさまざまな治療法がある.これらを行うためにチーム医療で対応している.括約筋間直腸切除術(ISR)術後では機能低下が著しく改善率は56%であった.バイオフィードバック(BF)治療のみでの改善には限界がありチーム医療で総合的な診療を行う必要がある考えている.また患者の悩みや相談も医師一人で対処することはむずかしく,チームで意見を交換しながら治療をすすめることが必要と考えている.
© Nankodo Co., Ltd., 2023