Japanese
English
特集 Interventional radiologyの最前線
II. 各論
2. Interventional endoscopy
1)小腸内視鏡
Enteroscopy
北村 昌史
1
,
矢野 智則
1
,
山本 博徳
1
M. Kitamura
1
,
T. Yano
1
,
H. Yamamoto
1
1自治医科大学消化器内科
キーワード:
ダブルバルーン内視鏡
,
内視鏡的止血術
,
内視鏡的バルーン拡張術
,
ポリープ治療
Keyword:
ダブルバルーン内視鏡
,
内視鏡的止血術
,
内視鏡的バルーン拡張術
,
ポリープ治療
pp.863-867
発行日 2022年7月1日
Published Date 2022/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka84_863
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ダブルバルーン内視鏡をはじめとしたdevice-assisted enteroscopy(DAE)の進歩によって,過去には外科的手術を余儀なくされた小腸の疾患や病態も,より低侵襲な内視鏡による治療へとかわってきている.DAEは小腸出血に対する止血,小腸狭窄に対するバルーン拡張術,ポリポーシス症候群における小腸ポリープの腸重積解除やポリープ切除,小腸異物摘出,術後再建腸管の内視鏡的逆行性胆道膵管造影(ERCP)関連手技など幅広い病態に対する内視鏡治療が可能であり,今なおDAEの可能性は広がり続けている.
© Nankodo Co., Ltd., 2022