Japanese
English
特集 内視鏡手術からみえる新しい解剖学
II. 下部消化管
4．腹腔鏡下結腸左半切除に必要な血管解剖と手術手技
Vascular anatomy and surgical procedure for laparoscopic left hemicolectomy
八重樫 瑞典
1
,
大塚 幸喜
1
,
高清水 清治
1
,
有吉 佑
1
,
畑中 智貴
1
,
佐々木 章
1
M. Yaegashi
1
,
K. Otsuka
1
,
K. Takashimizu
1
,
Y. Ariyoshi
1
,
T. Hatanaka
1
,
A. Sasaki
1
1岩手医科大学外科
キーワード：
結腸左半切除
,
腹腔鏡手術
,
横行結腸癌
,
下行結腸癌
Keyword:
結腸左半切除
,
腹腔鏡手術
,
横行結腸癌
,
下行結腸癌
pp.473-479
発行日 2022年5月1日
Published Date 2022/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka84_473
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左側横行結腸癌や下行結腸癌に対する腹腔鏡下結腸左半切除は症例数が少ないことや血管の分岐形態が多いことなどから，その手術手技の難易度が高いと考えられている．中結腸動静脈や下腸間膜動静脈からの分岐形態の理解とともに，術前CTで認識できないバリエーションを把握することは安全に手術をすすめるうえで非常に重要である．本稿では，腹腔鏡下結腸左半切除に必要な解剖と手術手技におけるポイントを述べた．
© Nankodo Co., Ltd., 2022
