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特集 専門医必携 新外科手術書―新しい手術手技のエッセンス
IV. 大腸
3.下行結腸癌に対する定型的腹腔鏡下左半切除術D3郭清術の手術手技
Typical laparoscopic left hemi-colectomy with D3 lymphnode dissection for descending colon cancer
畑 泰司
1
,
河合 賢二
1
,
平木 将之
1
,
北原 知洋
1
,
竹野 淳
1
,
武田 裕
1
,
村田 幸平
1
T. Hata
1
,
K. Kawai
1
,
M. Hiraki
1
,
T. Kitahara
1
,
A. Takeno
1
,
Y. Takeda
1
,
K. Murata
1
1関西労災病院外科
キーワード:
下行結腸癌
,
腹腔鏡手術
,
単孔式
Keyword:
下行結腸癌
,
腹腔鏡手術
,
単孔式
pp.494-498
発行日 2021年4月10日
Published Date 2021/4/10
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka83_494
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大腸癌における腹腔鏡手術は現在多くの施設で第一選択の術式となっている.しかしながら,病変部位によってその難易度は異なるため,すべての部位を適応としていない施設もいまだ多く,エビデンスも十分でないのが現状である.下行結腸癌について血流を考慮し過不足のないD3郭清を行う場合は,左結腸動脈(left colic artery:LCA)を温存して郭清を行わなければならず,手術難易度が高いといえる.
© Nankodo Co., Ltd., 2021