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特集 胆道癌治療の最前線
I. 総論
1.胆道癌取扱い規約第7版の改訂のポイント
Classification of biliary tract cancers established by the Japanese Society of Hepato-Biliary-Pancreatic Surgery:7th edition
佐野 圭二
1
K. Sano
1
1帝京大学外科
キーワード:
遠位胆管癌
,
T因子
,
N因子
,
深達度
Keyword:
遠位胆管癌
,
T因子
,
N因子
,
深達度
pp.101-105
発行日 2022年2月1日
Published Date 2022/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka84_101
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胆道癌取扱い規約が改訂され,前版同様最新のThe Union for International Cancer Control(UICC)のTNM分類に全面的に準拠させた.大きな変更としてはT因子が浸潤の距離で分類されること(遠位胆管癌のみ),N因子が転移リンパ節の個数で分類されること,世界保健機関(WHO)病理分類最新版に準拠したこと,領域横断的がん取扱い規約やゲノム研究用・診療用病理組織検体取扱い規程に対応したことなどがあげられる.そのほかは,現場の混乱を避けるため当規約前版からの変更を最小限にした.
© Nankodo Co., Ltd., 2022