特集 ビギナーのための胸部画像診断 ―Q&Aアプローチ― 2025
2 腫瘤性病変 1)肺結節 Q3. 肺癌TNM分類について教えてください.
小澤 良之
1
,
竹中 大祐
2
,
大野 良治
3
1藤田医科大学医学部放射線診断学
2藤田医科大学医学部放射線診断学岡崎医療センター放射線科
3藤田医科大学医学部放射線診断学先端画像診断共同研究講座
キーワード:
肺癌TNM分類
,
T因子
,
N因子
,
M因子
,
肺癌(腺癌)
,
上葉肺癌(扁平上皮癌)
,
下葉肺癌
Keyword:
肺癌TNM分類
,
T因子
,
N因子
,
M因子
,
肺癌(腺癌)
,
上葉肺癌(扁平上皮癌)
,
下葉肺癌
pp.32-34
発行日 2024年12月25日
Published Date 2024/12/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000005949
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● T因子診断では腫瘍の大きさと広がりを評価する.腫瘍径は腫瘍をすりガラス型,部分充実型,充実型の3型に分類し,部分充実型では病変全体径,充実成分径の両者を測定して,その組み合わせで判定する.
● T因子診断の浸潤評価には,MPR像を含めたCTやMRI評価が有用である.
● N因子,M因子は国際対がん連合(UICC)のTNM分類第9版においてN2,M1cが細分化される予定である.
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