Japanese
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特集 COVID-19下の外科診療
I. 総論
3.周術期管理にかかわる問題
Perioperative management for coronavirus disease 2019(COVID-19) pandemic phase
木下 正彦
1
,
久保 正二
1
M. Kinoshita
1
,
S. Kubo
1
1大阪市立大学大学院肝胆膵外科学
キーワード:
COVID-19
,
新型コロナウイルス
,
個人用防護服
,
周術期管理
Keyword:
COVID-19
,
新型コロナウイルス
,
個人用防護服
,
周術期管理
pp.962-965
発行日 2021年8月1日
Published Date 2021/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka83_962
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックに伴い,患者および医療スタッフの安全を確保する周術期管理対策が必要である.患者重症度,地域での感染状況,医療供給体制を考慮して手術適応を決定する.COVID-19陽性あるいは疑い患者に対する手術時には,個人用防護服(PPE)着用などの感染対策やCOVID-19による合併症への対策を含む多角的な対策が必要である.そのうえで,可能な限り従来の診療に近づけることが求められる.
© Nankodo Co., Ltd., 2021