Japanese
English
特集 大学病院では学べない外科臨床
V. 救急
4.動物咬傷
Animal bite
新井 達
1
S. Arai
1
1聖路加国際病院皮膚科
キーワード:
ネコ咬傷
,
イヌ咬傷
,
マムシ咬傷
Keyword:
ネコ咬傷
,
イヌ咬傷
,
マムシ咬傷
pp.532-535
発行日 2020年4月25日
Published Date 2020/4/25
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka82_532
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
咬傷の原因としてはイヌが60~80%ともっとも多く,次いでネコが20~30%を占めており,その他の動物(ウサギ,ハムスター,ラットなど)の頻度はまれである1).日本でもイヌやネコに咬まれて受診する例が多いが,日本ではマムシに咬まれる症例もみられること,また,頻度は少ないがネコやハムスターに咬まれた後にアナフィラキシーショックを起こす症例もあることを救急外来では覚えておく必要がある.
© Nankodo Co., Ltd., 2020