Japanese
English
臨床報告・1
大網裂孔ヘルニアによる絞扼性イレウスの1例
A case of strangulated ileus due to transepiploic hernia
重政 有
1
,
清水 輝久
1
,
黨 和夫
1
,
碇 秀樹
1
,
波田野 和彦
1
,
國崎 忠臣
1
Yu SHIGEMASA
1
1佐世保中央病院外科
キーワード:
大網裂孔ヘルニア
,
内ヘルニア
,
絞扼性イレウス
Keyword:
大網裂孔ヘルニア
,
内ヘルニア
,
絞扼性イレウス
pp.702-705
発行日 2002年5月20日
Published Date 2002/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904876
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はじめに
内ヘルニアの一つである大網裂孔ヘルニアは稀な疾患であり,術前診断が困難で,短期間に腸管壊死をきたし重篤な状態に陥った報告1)もあり,十分な注意が必要である.今回われわれは,大網の異常な裂孔に小腸が嵌頓し絞扼性イレウスをきたした大網裂孔ヘルニアの1例を経験したので報告する.
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