Japanese
English
臨床報告・1
小腸造影検査が手術適応の決定に有効であった大網裂孔ヘルニアの1例
A case report of greater omental hernia in which intestinal contrast examination was useful in deciding surgical indications
増子 毅
1
,
前田 正光
1
,
新妻 義文
1
,
石橋 敦
1
,
三島 英行
1
,
津久井 一
1
Tsuyoshi MASUKO
1
1総合病院水戸協同病院外科
キーワード:
大網裂孔ヘルニア
,
内ヘルニア
,
絞扼性イレウス
Keyword:
大網裂孔ヘルニア
,
内ヘルニア
,
絞扼性イレウス
pp.1627-1630
発行日 2007年11月20日
Published Date 2007/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101957
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はじめに
大網裂孔ヘルニアは比較的稀ながら,これまでに200例近い報告がある1).しかし,術前診断に特異的なものはなく,手術適応の決定も容易ではない.今回,小腸造影検査で手術適応を決定し腸管切除を回避できた大網裂孔ヘルニアの手術を経験したので報告する.
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