Japanese
English
臨床報告・1
大網裂孔ヘルニアによる絞扼性イレウスの1例
A case of strangulated ileus due to transomental hernia
小池 能宣
1
,
青木 貴徳
1
,
堀江 卓
1
,
尾崎 進
1
,
佐野 秀一
1
,
中西 昌美
1
Yoshinobu KOIKE
1
1市立札幌病院外科
キーワード:
内ヘルニア
,
大網裂孔ヘルニア
,
絞扼性イレウス
Keyword:
内ヘルニア
,
大網裂孔ヘルニア
,
絞扼性イレウス
pp.640-642
発行日 1998年5月20日
Published Date 1998/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407903186
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
腹腔内ヘルニア(内ヘルニア)は稀な疾患で,その中でも大網の異常裂孔に腸管が嵌入する大網裂孔ヘルニア(以下,本症)の報告は少ない.今回,大網遊離端にある大網裂孔に回腸が嵌入,絞扼性イレウスを生じた1例を経験したので報告する.
Copyright © 1998, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.