Japanese
English
症例
腹部造影CTで術前診断しえたS状結腸間膜内ヘルニアの1例
A case of intramesosigmoid hernia diagnosed by enhanced abdominal CT before surgery
清水 喜徳
1
,
柳田 充郎
1
,
庄子 渉
1
,
木戸 知紀
1
,
相馬 大介
1
,
齋藤 洋之
1
Y. Shimizu
1
,
J. Yanagida
1
,
W. Shoji
1
,
T. Kido
1
,
D. Soma
1
,
H. Saito
1
1埼玉石心会病院外科
キーワード:
絞扼性腸閉塞
,
内ヘルニア
,
S状結腸間膜内ヘルニア
Keyword:
絞扼性腸閉塞
,
内ヘルニア
,
S状結腸間膜内ヘルニア
pp.1378-1382
発行日 2020年12月1日
Published Date 2020/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka82_1378
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はじめに 内ヘルニアは腸閉塞の原因の一つではあるがその発生頻度は0.5%1)と非常に低率で,中でもS状結腸間膜に関連する内ヘルニアは内ヘルニア全体の3~5%2,3)にすぎないと報告されている.今回,突然の腹痛で発症し腹部造影CT検査で術前診断しえたまれなS状結腸間膜内ヘルニアの1例を経験した.
© Nankodo Co., Ltd., 2020