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特集 外科におけるカテーテル管理のコツ
3. 腹腔内留置カテーテル
1)食道手術におけるドレーン留置の適応と管理の注意点
Management technique of drainage catheters after esophagectomy
天田 塩
1
,
川久保 博文
1
,
北川 雄光
1
E. Amada
1
,
H. Kawakubo
1
,
Y. Kitagawa
1
1慶應義塾大学外科(一般・消化器)
キーワード:
食道癌
,
ドレーン管理
Keyword:
食道癌
,
ドレーン管理
pp.940-944
発行日 2019年8月1日
Published Date 2019/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka81_940
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当科における食道癌手術においては原則として経鼻胃管,右頸部ドレーン,左頸部ドレーン,右胸腔ドレーン,左横隔膜下ドレーンを留置している.術後早期の積極的な離床の際にはドレーンのハンドリングに注意を要することをはじめ,ドレーン刺入部の周囲皮膚トラブル予防,逆行性感染予防,事故(自己)抜去予防に関してはメディカルスタッフとの連携がきわめて重要と考えており,メディカルスタッフからの情報をこまめに得て創部の管理に役立てている.
© Nankodo Co., Ltd., 2019