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特集 外科におけるカテーテル管理のコツ
2. 消化管内留置カテーテル
4)膵管・胆管再建におけるドレナージカテーテルの留置と管理方法
The perioperative managements of trans-anastomotic pancreatic or biliary stent
土川 貴裕
1
,
平野 聡
1
,
田中 公貴
1
,
中西 喜嗣
1
,
浅野 賢道
1
,
野路 武寛
1
,
中村 透
1
,
岡村 圭祐
1
,
三浦 拓己
2
,
吉田 憲央
2
,
島 明日美
2
,
岡田 智之
2
,
榎並 美里
2
,
石川 薫
2
T. Tsuchikawa
1
,
S. Hirano
1
,
K. Tanaka
1
,
Y. Nakanishi
1
,
T. Asano
1
,
T. Noji
1
,
T. Nakamura
1
,
K. Okamura
1
,
T. Miura
2
,
N. Yoshida
2
,
A. Shima
2
,
T. Okada
2
,
M. Enami
2
,
K. Ishikawa
2
1北海道大学大学院消化器外科Ⅱ
2北海道大学大学病院12-1ナースステーション
キーワード:
膵・胆道癌手術
,
内瘻チューブ
,
外瘻チューブ
,
周術期管理法
Keyword:
膵・胆道癌手術
,
内瘻チューブ
,
外瘻チューブ
,
周術期管理法
pp.936-939
発行日 2019年8月1日
Published Date 2019/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka81_936
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膵・胆道癌手術において膵管・胆管吻合再建時に留置するステントチューブは,吻合部の開存性を確保し,また吻合部に曝露される膵液・胆汁などの刺激性の消化液を適切に腸管内(内瘻チューブ),あるいは体外(外瘻チューブ)へ誘導することで吻合部の保護と減圧に寄与する.さらに縫合不全により吻合部に離開が生じた場合にも,吻合の連続性を保つ効果が期待できる.本稿では膵管・胆管吻合再建時に留置するステントチューブについて,その意義とともにわれわれが行っている管理法について解説した.
© Nankodo Co., Ltd., 2019