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特集 肥満症例に対する腹腔鏡下手術
II. 各論
7.肥満症例に対する腹腔鏡下直腸切除術の留意点と工夫
Pitfalls of laparoscopic rectal resection for obese cases
松井 信平
1
,
秋吉 高志
1
,
山口 智弘
1
,
長嵜 寿矢
1
,
藤本 佳也
1
,
小西 毅
1
,
長山 聡
1
,
福長 洋介
1
,
上野 雅資
1
S. Matsui
1
,
T. Akiyoshi
1
,
T. Yamaguchi
1
,
T. Nagasaki
1
,
Y. Fujimoto
1
,
T. Konishi
1
,
S. Nagayama
1
,
Y. Fukunaga
1
,
M. Ueno
1
1がん研有明病院消化器センター大腸外科
キーワード:
直腸癌
,
腹腔鏡
,
手術
,
肥満
Keyword:
直腸癌
,
腹腔鏡
,
手術
,
肥満
pp.245-249
発行日 2019年3月1日
Published Date 2019/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka81_245
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大腸癌手術における腹腔鏡手術は導入から四半世紀が経過し,全国的にも普及した手術手技であるが,肥満症例に対する腹腔鏡下直腸手術は手技的に困難な場合も多く,術後合併症のリスクも高い.助手による視野展開が重要なことはいうまでもないが,完璧な視野展開が得られない場合も多く,そのような状況下でも適切な剝離を行うためには術者の高い技量が要求される.本稿では,肥満症例の腹腔鏡下直腸切除における注意点・工夫について述べる.
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