Japanese
English
特集 肝胆膵領域における低侵襲手術
9.ロボット支援肝胆道手術の現状と将来展望
Current status and future prospects in robotic hepatobiliary surgeries
森川 孝則
1
,
内藤 剛
1
,
石田 晶玄
1
,
高舘 達之
1
,
亀井 尚
1
,
海野 倫明
1
T. Morikawa
1
,
T. Naitoh
1
,
M. Ishida
1
,
T. Takadate
1
,
T. Kamei
1
,
M. Unno
1
1東北大学総合外科
キーワード:
ロボット手術
,
肝切除術
,
胆道再建
Keyword:
ロボット手術
,
肝切除術
,
胆道再建
pp.1254-1257
発行日 2019年11月1日
Published Date 2019/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka81_1254
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ロボット肝切除術は腹腔鏡下手術と比べ,曲線的な操作が容易であり,ラーニングカーブが短い点がその利点である.胆道手術においても再建術を含む手術ではその優位性が示されている.デバイスの問題は解消されつつあり,ロボット手術は肝胆道外科においても非常に大きな潜在能力を秘めた術式と考えられる.しかし,肝胆道外科領域におけるロボット手術はいまだに保険適用外であり,今後保険収載に向け尽力していく必要がある.
© Nankodo Co., Ltd., 2019