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特集 Innovativeな大腸癌診断・治療
9.大腸癌化学療法における分子標的治療薬の使い分け
Clinical application of molecular target agents for the treatment of metastatic or recurrent advanced colorectal cancer in the first line setting
中山 厳馬
1
,
山口 研成
1
I. Nakayama
1
,
K. Yamaguchi
1
1がん研究会有明病院消化器センター消化器化学療法科
キーワード:
bevacizumab
,
cetuximab/panitumumab
,
ガイドライン
,
腫瘍局在
Keyword:
bevacizumab
,
cetuximab/panitumumab
,
ガイドライン
,
腫瘍局在
pp.1055-1063
発行日 2019年9月1日
Published Date 2019/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka81_1055
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2019年に改訂された本邦のガイドラインで,治療決定のためのプロセス図が公表され,左側RAS/BRAF野生型では抗EGFR抗体,右側RAS/BRAF野生型ではbevacizumabが転移進行再発大腸癌の一次治療の第一選択となることが記載された.これをもとに実臨床においては,有害事象のプロファイルの違い,スケジュールや投与経路,患者・家族の意向をふまえ,より総合的な意思決定が必要である.
© Nankodo Co., Ltd., 2019