Japanese
English
症例
直腸癌,同時性孤立性副腎転移に対して原発巣切除と同時に腹腔鏡下副腎摘出術を施行した1例
A case of laparoscopic adrenalectomy at the same time as primary resection for simultaneous solitary adrenal metastasis of rectal cancer
稲石 貴弘
1
,
内田 大樹
1
,
山村 和生
1
,
大谷 聡
1
,
今澤 正彦
1
,
安藤 修久
1
T. Inaishi
1
,
H. Uchida
1
,
K. Yamamura
1
,
S. Otani
1
,
M. Imazawa
1
,
N. Ando
1
1岐阜厚生連東濃厚生病院外科
キーワード:
直腸癌
,
副腎転移
,
腹腔鏡下副腎摘出術
Keyword:
直腸癌
,
副腎転移
,
腹腔鏡下副腎摘出術
pp.986-990
発行日 2018年8月1日
Published Date 2018/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka80_986
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はじめに 副腎は悪性腫瘍の血行性転移の好発部位であるが1),副腎転移を認めた場合には他臓器にも転移を認めることが多く,孤立性副腎転移として発見され,外科的に切除しえた報告は少ない2~4).今回われわれは,直腸癌,同時性孤立性副腎転移と診断し,原発巣に対する手術と同時に腹腔鏡下副腎摘出術を施行した1例を経験したので報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2018