Japanese
English
症例
急速な経過をたどった胃原発絨毛癌の1例
A case of primary gastric chorio-carcinoma with liver metastasises which caused rapid postoperative progression
中橋 剛一
1
,
山口 竜三
1
,
渡邊 真哉
1
,
會津 恵司
1
,
三輪 知弘
1
,
有元 淳記
1
K. Nakahashi
1
,
R. Yamaguchi
1
,
S. Watanabe
1
,
K. Aizu
1
,
T. Miwa
1
,
A. Arimoto
1
1春日井市民病院外科
キーワード:
絨毛癌
,
肝転移
,
特殊型胃癌
Keyword:
絨毛癌
,
肝転移
,
特殊型胃癌
pp.969-973
発行日 2018年8月1日
Published Date 2018/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka80_969
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はじめに 胃原発絨毛癌はきわめてまれな胃原発悪性腫瘍で,その発生頻度は胃原発悪性腫瘍の約0.08%とされる1).血行性転移を伴いやすく進行が速いため予後不良な疾患である2).本例も初発から肝転移を伴っており,術後急速な経過をたどった.今回われわれは,きわめてまれな胃原発絨毛癌の1例を経験したので報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2018