Japanese
English
症例
胃癌・大腸癌の同時性重複癌を併存した無症候性腎結腸瘻の1例
A case of asymptomatic renocolic fistula with simultaneous multiple cancers of gastric and colorectal cancer
岩田 力
1
,
渡邊 真哉
1
,
山口 竜三
1
,
古田 美保
1
,
會津 恵司
1
,
小林 真一郎
1
T. Iwata
1
,
S. Watanabe
1
,
R. Yamaguchi
1
,
M. Furuta
1
,
K. Aizu
1
,
S. Kobayashi
1
1春日井市民病院外科
キーワード:
腎結腸瘻
,
胃癌
,
大腸癌
Keyword:
腎結腸瘻
,
胃癌
,
大腸癌
pp.280-284
発行日 2022年3月1日
Published Date 2022/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka84_280
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はじめに 腎結腸瘻は尿路と消化管の瘻孔形成の中では比較的まれな疾患であり,本邦では1963年に幕内ら1)によってはじめて報告された.今回われわれは胃癌および大腸癌の同時性重複癌を併存した無症候性腎結腸瘻に対して根治切除を行った1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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