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特集 ロボット手術の現状と展望
II. 各論
5.胃手術
-―胃癌に対するロボット手術の現状とこれから
The current status and future perspective of robotic gastrectomy for gastric caner
鶴 安浩
1
,
中内 雅也
1
,
稲葉 一樹
1
,
杉岡 篤
1
,
宇山 一朗
1
Y. Tsuru
1
,
M. Nakauchi
1
,
K. Inaba
1
,
A. Sugioka
1
,
I. Uyama
1
1藤田保健衛生大学総合消化器外科
キーワード:
胃癌
,
ロボット手術
Keyword:
胃癌
,
ロボット手術
pp.925-929
発行日 2018年8月1日
Published Date 2018/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka80_925
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本邦における胃癌に関するロボット支援手術は先進医療Bの臨床試験を経て,2018年4月から保険収載が開始された.従来の腹腔鏡胃切除術と比較してロボット支援胃切除術が上回るという報告は世界的にはいまだ少ないが,今回の保険収載を受けて症例の集積が予想される.さらに今後の手術支援ロボットの技術発展と相乗効果をなし,その利点が示されれば,今後胃癌手術の中心的役割をはたす可能性がある.
© Nankodo Co., Ltd., 2018