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特集 術前・術中イメージングの最先端
II. 各論
2.術中イメージング
-2)胃癌腹膜播種に対する5-ALAを用いた光線力学診断と共焦点顕微内視鏡を用いた新たな試み
5-aminolevulinic acid for photodynamic diagnosis of peritoneal metastases due to advanced gastric cancer and a new approach by optical biopsy using probe based confocal laser endomicroscopy
原 尚志
1
,
高橋 剛
2
,
中島 清一
2
,
中塚 梨絵
3
,
田中 晃司
4
,
宮崎 安弘
4
,
牧野 知紀
4
,
黒川 幸典
4
,
山崎 誠
4
,
森 正樹
4
,
土岐 祐一郎
4
H. Hara
1
,
T. Takahashi
2
,
K. Nakajima
2
,
R. Nakatsuka
3
,
K. Tanaka
4
,
Y. Miyazaki
4
,
T. Makino
4
,
Y. Kurokawa
4
,
M. Yamasaki
4
,
M. Mori
4
,
Y. Doki
4
1神戸掖済会病院外科
2大阪大学
3大阪府立病院機構急性期医療センター外科
4大阪大学消化器外科
キーワード:
5-ALA
,
光線力学診断
,
審査腹腔鏡検査
,
共焦点顕微内視鏡
Keyword:
5-ALA
,
光線力学診断
,
審査腹腔鏡検査
,
共焦点顕微内視鏡
pp.1128-1133
発行日 2018年10月1日
Published Date 2018/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka80_1128
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腹膜播種は胃癌において頻度の高い転移形式であり,その診断に審査腹腔鏡検査が実施される.本稿では,審査腹腔鏡検査の診断精度向上に向けて当科で取り組んでいる5-アミノレブリン酸を用いた光線力学診断について,その有用性と臨床開発の経緯について概説する.また,新たな播種診断のモダリティとして,共焦点レーザー顕微内視鏡を用いた微小腹膜播種病変に対するoptical biopsyの可能性について,合わせて紹介する.
© Nankodo Co., Ltd., 2018