Japanese
English
整形外科診療における最先端技術 Ⅰ.診断,評価
4.形態評価
3Dデプスセンサを用いた脊柱側弯症に対する自動診断支援技術の開発
Automated noninvasive detection of idiopathic scoliosis using a three-dimensional depth sensor
須藤 英毅
1
,
小甲 晃史
2
,
安倍 雄一郎
2
,
岩田 玲
3
,
岩崎 倫政
3
,
金井 理
4
H. Sudo
1
,
T. Kokabu
2
,
Y. Abe
2
,
A. Iwata
3
,
N. Iwasaki
3
,
S. Kanai
4
1北海道大学大学院脊椎・脊髄先端医学分野
2えにわ病院整形外科
3北海道大学整形外科
4北海道大学大学院情報科学研究科
キーワード:
idiopathic scoliosis
,
automated noninvasive detection
,
3D depth sensor
Keyword:
idiopathic scoliosis
,
automated noninvasive detection
,
3D depth sensor
pp.88-90
発行日 2019年4月25日
Published Date 2019/4/25
DOI https://doi.org/10.15106/j_besei75_88
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は じ め に
脊柱側弯症は思春期女児の発症頻度が高く,進行すると手術治療を要する.このため日本では,学校保健安全法に基づく学校検診における運動器検診の筆頭項目として側弯症検診が実施されている.一方で,発見率の地域差や学校医の負担が課題となっている.われわれは,市販の三次元(3D)デプスセンサで背表面を計測し左右非対称形状を評価することで脊柱側弯症の徴候を短時間,高感度に検出できる診断支援システムを開発したので紹介する.
© Nankodo Co., Ltd., 2019