小児整形外科疾患 診断・治療の進歩
手術的治療の進歩 変形矯正など 難治性先天性脛骨偽関節症に対する緩徐矯正後内固定術
野村 一世
1
,
渡邊 孝治
,
松原 秀憲
,
相川 敬男
,
白井 寿治
,
土屋 弘行
1金沢大学 大学院整形外科
キーワード:
外固定器
,
偽関節
,
脛骨
,
内固定法
,
骨板
,
神経線維腫症1型
Keyword:
Bone Plates
,
Fracture Fixation, Internal
,
Neurofibromatosis 1
,
Pseudarthrosis
,
Tibia
,
External Fixators
pp.233-237
発行日 2013年10月20日
Published Date 2013/10/20
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2014039882
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El-Rosasy & Paley分類type IIの先天性脛骨偽関節症に対してTaylor Spatial Frameによる緩徐矯正後にロッキングプレート内固定術を行った3例の治療成績について検討した。手術時平均10.3歳で、全例男児であった。その結果、術後平均3ヵ月で骨癒合が得られた。平均22ヵ月の経過観察で合併症はみられず、荷重歩行は自立しており、経過良好である。
©Nankodo Co., Ltd., 2013