小児整形外科疾患 診断・治療の進歩
手術的治療の進歩 先天性内反足の初期治療と遺残変形への対処 先天性内反足における従来法とPonseti法の初期治療成績の検討
平良 勝章
1
,
根本 菜穂
,
徳橋 泰明
,
長尾 聡哉
,
山口 太平
,
佐藤 雅人
1埼玉県立小児医療センター 整形外科
キーワード:
アキレス腱
,
ギプス包帯
,
内反足
,
治療成績
,
腱切り術
Keyword:
Achilles Tendon
,
Casts, Surgical
,
Clubfoot
,
Treatment Outcome
,
Tenotomy
pp.150-152
発行日 2013年10月20日
Published Date 2013/10/20
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2014039865
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当科の先天性内反足に対する初期治療成績について、従来法26足とPonseti法70足で比較検討した。その結果、生後9ヵ月時の単純X線評価においてLat-TC、Ti-CはPonseti法群が従来法群に比べ有意に優れた結果であった。軟部組織解離手術の回避率はPonseti法群が95.7%と、従来法群の46.1%に比べ高かった。
©Nankodo Co., Ltd., 2013