小児整形外科疾患 診断・治療の進歩
診断・評価の進歩 CT、PET-CT Volume rendering CTによる離断性骨軟骨炎患者の軟骨評価
亀井 豪器
1
,
安達 伸生
,
石風呂 実
,
出家 正隆
,
中前 敦雄
,
中佐 智幸
,
越智 光夫
1広島大学 大学院整形外科
キーワード:
関節鏡法
,
骨軟骨炎-離断性
,
X線CT
,
軟骨
,
後向き研究
,
三次元イメージング
,
陽電子放射型断層撮影
,
マルチモーダルイメージング
,
容積表現法
Keyword:
Arthroscopy
,
Cartilage
,
Osteochondritis Dissecans
,
Retrospective Studies
,
Tomography, X-Ray Computed
,
Imaging, Three-Dimensional
,
Positron-Emission Tomography
,
Multimodal Imaging
pp.18-22
発行日 2013年10月20日
Published Date 2013/10/20
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2014039843
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CTの矢状断像、冠状断像、水平像で関節面に骨損傷を伴わない骨軟損傷患者5例を対象に、volume rendering法を用いて軟骨損傷部の3D-CTを再構成し、その形態を関節鏡または肉眼所見、MRIと比較検討した。その結果、全例で、再構成した3D-CTと関節鏡所見(肉眼所見)は同様の軟骨欠損形態を示した。また、軟骨損傷部の長径・短径は関節鏡所見(肉眼所見)とCTでほぼ近似していた。一方、MRIでは短径・長径共に大きくなる傾向を示した。
©Nankodo Co., Ltd., 2013