発行日 2005年10月11日
Published Date 2005/10/11
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2006049580
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1975~2003年のペルテス病患者386例(男性341例,女性45例)のうち両側例について臨床的に検討した.両側例は34例(男性30例,女性4例)で発生頻度は8.8%であり男女間に差は認めなかった.先行側の発症年齢は4.6歳で片側例(6.4歳)より有意に低年齢で発症し,約90%が2年以内に両側例を発症していた.片側例と両側例に初期Catterall分類で差は認めなかったが,最終調査時のStulberg分類では,片側例がclassI 15%,classII 48%,classIII 24%,classIV 13%,両側例がclassI 8%,classII 25%,classIII 50%,classIV 17%と後者の成績が明らかに不良であった
©Nankodo Co., Ltd., 2005