発行日 2007年2月1日
Published Date 2007/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2007085015
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13歳以上まで追跡調査したPerthes病患者62例(男性50例、女性12例)67股を対象に、lateral pillar分類別の治療成績を報告した。初診時lateral pillar分類group A、Bは48例50股、group Cは14例17股であり、最終調査時平均年齢はそれぞれ17.6歳、16.6歳であった。最終調査時は全67股中54股(80.6%)がStulberg分類class I、IIであり、リモデリング終了時と最終診察時でStullberg分類を比べると、group A、Bで6股、group Cで1股に骨頭形態の改善を認めた。最終診察時のgroup A、BにおけるSharp角、acetabular head index(AHI)、center-edge angle(CE角)およびgroup CのSharp角、CE角はリモデリング終了時に比較して有意に改善していたが、group Cの最終的なAHIは70.4、CE角は21.4°で臼蓋被覆率は低かった。
©Nankodo Co., Ltd., 2007