発行日 2004年4月25日
Published Date 2004/4/25
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2004208715
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ヒト黄色靱帯の細胞外マトリックスにおけるプロテオグリカンとエラスチンの結合性を表面プラズモン共鳴バイオセンサーを用いて検討した.また,健常靱帯及び骨化靱帯における両者の結合性の違いについても検討し,どのように靱帯骨化に関係するかを考察した.その結果,弾性線維の架橋アミノ酸が低下し,エラスチンの三次元高密度ネットワークが粗になり,そのために小型プロテオグリカンが減少することで,弾性線維周囲での骨化が更に増強する可能性が示唆された
©Nankodo Co., Ltd., 2004