発行日 2000年10月25日
Published Date 2000/10/25
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2001108386
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3D-MRI及び3D-CTMを用いて,従来からの画像診断と比較し,腰仙椎疾患に対する診断の有用性について検討した.その結果,3D-MRIは1枚の画像の中に各高位の神経根を基部よりDRGまで描出でき,脊髄造影や神経根造影では描出できない末梢の馬尾や神経根の描出も可能であった.一方,3D-CTMはスキャン時間が短く,同一体位の保持が困難な症例でも撮像が可能であった.又,加工の自由度が高く脊柱管内側の観察も可能で,手術のシミュレーションや患者への病態の説明に有用と思われた
©Nankodo Co., Ltd., 2000