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Internal Medicine Volume 114, Issue 3 （September 2014）

臨床雑誌内科 114巻3号（2014年9月発行）

高血圧症　臨床の要点-JSH2014を踏まえたエキスパートからの提言降圧療法　どの降圧薬で,どこまで下げるか

糖尿病合併高血圧綿田裕孝 ¹ ¹順天堂大学大学院医学研究科代謝内分泌内科学キーワード： Angiotensin-Converting Enzyme Inhibitors , Calcium Channel Blockers , HDL Cholesterol , 高血圧 , 高血糖症 , 高トリグリセライド血症 , 糖尿病-2型 , 糖尿病性血管障害 , 動脈硬化症 , 利尿剤 , リスクマネジメント , Angiotensin II Type 1 Receptor Blockers , Fibric Acids , 低コレステロール血症 Keyword: Angiotensin-Converting Enzyme Inhibitors , Calcium Channel Blockers , Arteriosclerosis , Diabetes Mellitus, Type 2 , Diabetic Angiopathies , Diuretics , Hyperglycemia , Hypertension , Cholesterol, HDL , Risk Management , Hypertriglyceridemia , Angiotensin II Type 1 Receptor Blockers , Fibric Acids pp.425-431

発行日 2014年9月1日 Published Date 2014/9/1

DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2015034355

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文献概要
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糖尿病の90%以上を占める2型糖尿病は高血圧を合併しやすく,また,実際に合併すると細小血管障害と大血管疾患の発症リスクが増加する.糖尿病の治療目標は糖尿病の人が健康な人と変わらない日常生活を維持することであり,そのためには,動脈硬化性疾患発症,進展の予防がきわめて重要な課題である.本稿では,とくにそのリスクが高い糖尿病合併高血圧患者におけるリスク管理に関して,血圧管理を中心に概説する.