消化器がん診療の最前線 適切な診療を行うためのエッセンス 消化器がん診療各論
肝がん
佐々木 茂
1
,
阿久津 典之
,
伊東 文子
,
高木 秀安
,
篠村 恭久
1札幌医科大学 医学部消化器・免疫・リウマチ内科学講座
キーワード:
肝切除
,
肝臓腫瘍
,
高血圧
,
抗腫瘍剤
,
死亡率
,
アルゴリズム
,
診療ガイドライン
,
治療成績
,
ランダム化比較試験
,
肝動脈塞栓術
,
肝動脈内注入化学療法
,
Sorafenib
,
分子標的治療
Keyword:
Algorithms
,
Antineoplastic Agents
,
Hepatectomy
,
Hypertension
,
Liver Neoplasms
,
Mortality
,
Randomized Controlled Trials as Topic
,
Treatment Outcome
,
Practice Guidelines as Topic
,
Molecular Targeted Therapy
,
Sorafenib
pp.613-616
発行日 2014年10月1日
Published Date 2014/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2015009003
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肝がん治療に関して,肝動脈化学塞栓療法(TACE)不応の判断,およびその後のsorafenib,肝動注化学療法(HAIC)の位置付けがいまだ定まっていない.TACEにおいて,新規塞栓物質によるDEB-TACEやマイクロバルーンを用いたB-TACEなどの選択肢が増えてきている.cisplatin(アイエーコール)を用いたHAICにsorafenibまたはfluorouracil(5-FU)の併用による上乗せ効果が検討されている.
©Nankodo Co., Ltd., 2014