COPD治療の新時代 21世紀の「社会的」生活習慣病 COPD治療のコントラバシー
COPD治療における喀痰調整薬 気道粘膜線毛クリアランス(MCC)異常症としてのCOPD
松井 弘稔
1
1国立病院機構東京病院 呼吸器センター
キーワード:
喀痰
,
粘液線毛性クリアランス
,
抗炎症剤
,
線毛
,
粘液
,
予後
,
病勢悪化
,
気管支炎-慢性
,
肺疾患-慢性閉塞性
Keyword:
Anti-Inflammatory Agents
,
Cilia
,
Mucociliary Clearance
,
Mucus
,
Prognosis
,
Sputum
,
Disease Progression
,
Bronchitis, Chronic
,
Pulmonary Disease, Chronic Obstructive
pp.277-280
発行日 2014年2月1日
Published Date 2014/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2014069716
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慢性気管支炎を伴うCOPDは予後が悪い.水分の増加は粘液線毛クリアランスを改善させる.粘液調整薬といわれている薬剤の正確な作用機序は不明である.粘液の産生を抑え,いろいろなレベルで喀痰クリアランスを増加させることが重要である.
©Nankodo Co., Ltd., 2014