末梢動脈疾患(PAD) 増加する動脈硬化性疾患,適切な診断と治療法 内科医が知っておくべきPADの症状および診断法
鎖骨下動脈
緒方 信彦
1
1東海大学 医学部内科学系循環器内科
キーワード:
鎖骨下動脈盗血症候群
,
胸郭出口症候群
,
血圧測定
,
血管造影
,
失神
,
ステント
,
線維筋性形成異常
,
高安動脈炎
,
椎骨脳底動脈循環不全
,
動脈硬化症-アテローム性
,
脳波記録法
,
周術期管理
,
血管内治療
,
無症候性疾患
,
鎖骨下動脈閉塞症
,
バイパス術
Keyword:
Angiography
,
Blood Pressure Determination
,
Electroencephalography
,
Fibromuscular Dysplasia
,
Subclavian Steal Syndrome
,
Vertebrobasilar Insufficiency
,
Thoracic Outlet Syndrome
,
Syncope
,
Takayasu Arteritis
,
Stents
,
Perioperative Care
,
Atherosclerosis
,
Endovascular Procedures
,
Asymptomatic Diseases
pp.19-22
発行日 2013年1月1日
Published Date 2013/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2013077123
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・鎖骨下動脈狭窄(閉塞)症は無症状で経過することが多い.・鎖骨下動脈盗血症候群(SSS)による失神,内胸動脈を用いた冠動脈バイパス術(CABG)後狭心症,維持透析患者における透析困難症を呈することがある.・脈波検査が初期診断に有用である.・血行再建術には,外科的バイパス手術ならびに血管内治療(PTA)がある.・血管内治療の際には,椎骨動脈等への遠位部塞栓防止策が望ましい.
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