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Internal Medicine Volume 111, Issue 1 （January 2013）

臨床雑誌内科 111巻1号（2013年1月発行）

末梢動脈疾患(PAD)　増加する動脈硬化性疾患,適切な診断と治療法 PADの保存的治療と血行再建術

下肢動脈疾患のエビデンスに基づいた血行再建術東谷迪昭 ¹ ¹榊原記念病院循環器内科キーワード：下肢 , 下肢潰瘍 , 血管造影 , 膝窩動脈 , ステント , 大腿動脈 , 腸骨動脈 , 予後 , EBM , 血管形成術 , 重症度指標 , 末梢動脈疾患 , 血管内治療 Keyword: Angiography , Femoral Artery , Iliac Artery , Leg Ulcer , Popliteal Artery , Prognosis , Severity of Illness Index , Stents , Angioplasty , Evidence-Based Medicine , Lower Extremity , Endovascular Procedures , Peripheral Arterial Disease pp.67-73

発行日 2013年1月1日 Published Date 2013/1/1

DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2013077130

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文献概要
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･血行再建術の具体的な治療方法は主に,(1)患者の症状,(2)患者の状態,(3)病変の解剖学的要素の3つの要素から検討する.･大動脈および腸骨動脈領域では血管内治療の有用性が増している.･大腿動脈および膝窩動脈領域ではTASCII分類でD分類にあたる長区間の閉塞性病変などは外科的治療が望ましい.･膝下動脈領域では,ステントの使用および有効性は確立しておらず,再狭窄率が高く,血行再建治療は重症下肢虚血の患者のみが対象となる.