震災医療-来るべき日への医療者としての対応
《慢性期に対応を要する病態》災害時のリハビリテーション 東日本大震災の教訓
上月 正博
1
1東北大学 大学院医学系研究科障害科学専攻内部障害学分野
キーワード:
社会的責任
,
分類
,
リハビリテーション
,
多機関医療協力システム
,
宮城県
,
災害医学
,
保健情報管理
,
東日本大震災
Keyword:
Classification
,
Multi-Institutional Systems
,
Social Responsibility
,
Rehabilitation
,
Disaster Medicine
,
Health Information Management
pp.1026-1031
発行日 2012年12月1日
Published Date 2012/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2013059513
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<ポイント>・災害リハは第1期(初動対応期)、第2期(応急対応期)、第3期(生活始動期)、第4期(地域生活支援期)に分けられる。・「東日本大震災宮城県リハ支援会議」と「宮城県リハ医会」を発足させ、宮城全県でのリハ医療の供給を考える体制を組織した。・リハ資源は決して潤沢なものではなく、効率的な運用が必須である。そのためには、情報の一元化、体系化、共有化、継承化が重要である。・「大規模災害リハビリテーション対応マニュアル」を出版したので、関係者はぜひ参考にして、それぞれの地域での震災対応マニュアルを整備してほしい。
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