これからの高齢者医療-診断・治療・予防への対応
《認知症の診断・治療・管理を習得する》認知症の問題行動への対処
鬼頭 恒
1
,
天野 直二
1信州大学 医学部精神医学教室
キーワード:
抗精神病剤
,
幻覚
,
催眠剤と鎮静剤
,
精神運動性興奮
,
認知症
,
妄想
,
Serotonin Uptake Inhibitors
,
睡眠障害-サーカディアンリズム
,
抑うつ
,
徘徊
,
行動心理学的症候
Keyword:
Delusions
,
Dementia
,
Depression
,
Hypnotics and Sedatives
,
Hallucinations
,
Psychomotor Agitation
,
Antipsychotic Agents
,
Serotonin Uptake Inhibitors
,
Sleep Disorders, Circadian Rhythm
,
Wandering Behavior
pp.1038-1042
発行日 2011年12月1日
Published Date 2011/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2012088925
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・認知症介護でしばしば問題となるのは、幻覚、妄想、興奮、うつなどのBPSD(behavioral and psychological symptoms of dementia、認知症にみられる行動・心理学的な症状)と呼ばれる症状である。・BPSDの治療としては、薬物療法と非薬物療法がある。・原則的には非薬物療法が第一選択であるが、状況に応じて、抗精神病薬、抗うつ薬などの薬物療法も選択すべきである。
©Nankodo Co., Ltd., 2011