悪性リンパ腫診療update in 2008 最新のエビデンスに基づく診断と治療
悪性リンパ腫を極める 各病理組織型に基づく治療法 Hodgkinリンパ腫
大間知 謙
1
1東海大学 血液腫瘍内科
キーワード:
Hodgkin病
,
腫瘍多剤併用療法
,
生存率
,
放射線療法
,
ABVD Protocol
Keyword:
Antineoplastic Combined Chemotherapy Protocols
,
Hodgkin Disease
,
Radiotherapy
,
Survival Rate
,
ABVD Protocol
pp.330-336
発行日 2008年8月1日
Published Date 2008/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2008287690
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放射線療法や化学療法の進歩により、Hodgkinリンパ腫は約80%の例で長期生存が見込めるようになっている。適切な治療を行うためには予後因子に基づいた疾患の層別化が必須であり、限局期・予後良好群、限局期・予後不良群、進行期の3群に分けて治療戦略を考える必要がある。それぞれの病態に応じて、放射線療法、化学療法、化学療法と放射線療法の併用を使い分ける必要がある。
©Nankodo Co., Ltd., 2008