発行日 2005年8月1日
Published Date 2005/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2005253143
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Hodgkinリンパ腫は治癒を目指した標準的治療を行うべきである.I A・II A期では,放射線療法,または放射線併用化学療法を行う.横隔膜下病変のI A期では,化学療法が推奨される.B症状やbulky diseaseのある場合はABVD療法が中心となる.III・IV期では,ABVD療法6~8コースが標準的治療であり,部分寛解例ではinvolved-field irradiationを行う.再発すれば,救援化学療法後に自家造血幹細胞移植併用大量化学療法を行う.以前の治療は二次癌のリスクが高く,治療成績については長期的観点から評価する必要がある
©Nankodo Co., Ltd., 2005