悪性リンパ腫診療update in 2008 最新のエビデンスに基づく診断と治療
悪性リンパ腫と闘う 治癒を目指すために必要な治療手段 悪性リンパ腫に対する同種造血幹細胞移植
櫻井 千裕
1
,
山下 卓也
1東京都立駒込病院 血液内科
キーワード:
同種移植
,
抗腫瘍剤
,
生存率
,
臨床試験
,
リンパ腫
,
造血幹細胞移植
,
治療成績
Keyword:
Antineoplastic Agents
,
Clinical Trials as Topic
,
Lymphoma
,
Transplantation, Homologous
,
Survival Rate
,
Treatment Outcome
,
Hematopoietic Stem Cell Transplantation
pp.288-292
発行日 2008年8月1日
Published Date 2008/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2008287682
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悪性リンパ腫に対する同種造血幹細胞移植は再発・難治例に対して行われるが、治療関連毒性の高さが問題となる。低悪性度リンパ腫ではGVL効果(graft-versus-lymphoma effect)の存在が示唆されるが、その他のリンパ腫では、ほとんどがエビデンスは未確立である。治療関連毒性の軽減のため、骨髄非破壊的造血幹細胞移植(ミニ移植)が普及しつつある。
©Nankodo Co., Ltd., 2008