発行日 2006年7月1日
Published Date 2006/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2006268954
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79歳女.左口角からの流涎と左上下肢の脱力感を主訴に受診した.病歴から脳塞栓症が強く疑われたが,頭部CTで異常は認められなかった.頭部MRIではMRアンギオグラフィー(MRA)において右中大脳動脈posterior truncusから末梢が描出不良であった.DWI画像で異常は認められなかったが,FLAIR画像で右中大脳動脈M2~M4に至るintraarterial signalが認められ,MRA所見とあわせて脳塞栓症と診断した
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