特集 知っておきたいMRI画像診断のコツ
中枢神経 脳血管障害 脳梗塞急性期のMR診断
新行内 出
1
,
井田 正博
1荏原病院 放射線科
キーワード:
MRI
,
心臓疾患
,
鑑別診断
,
動脈硬化症-アテローム性
,
脳梗塞
,
脳出血
,
脳動脈硬化症
,
MRA
,
頭蓋内血栓症
,
脳塞栓症
,
FLAIR法
,
早期診断
,
ラクナ梗塞
,
横緩和時間
,
Susceptibility-Weighted Imaging
Keyword:
Intracranial Arteriosclerosis
,
Diagnosis, Differential
,
Heart Diseases
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Magnetic Resonance Angiography
,
Intracranial Embolism
,
Intracranial Thrombosis
,
Brain Infarction
,
Intracranial Hemorrhages
,
Early Diagnosis
,
Atherosclerosis
,
Stroke, Lacunar
pp.34-47
発行日 2018年4月1日
Published Date 2018/4/1
DOI https://doi.org/10.18885/J01843.2018192366
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<チェックポイント>
●脳梗塞急性期における存在診断、質的診断にはMRIが有用である。
●T2*強調像や磁化率強調像を用いれば頭蓋内出血をMRIのみで除外診断できる。
●拡散強調像は虚血中心(ischemic core)を過大評価することがあるため注意する。
●拡散強調像と造影灌流画像により、梗塞に伴う非可逆的な組織障害と可逆的な組織であるpenumbraとを見分けることができる。
●アテローム血栓性梗塞はいずれの発症機序(血栓性、塞栓性、血行力学的)でも起こりうる。
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