発行日 2005年11月1日
Published Date 2005/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2006012504
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わが国ではβラクタム系薬などの静脈内投与の際にあらかじめ微量の薬剤を用いた皮内反応が実施されてきたが,2004年9月,静注抗菌薬の添付文書が改定された.すなわち,皮内反応検査の記載が削除され,ショック対策が強調された記載となった.厚生労働省の添付文書改定を受けて,日本化学療法学会では抗菌薬投与時の安全対策の周知を図る意味で,ガイドラインおよびその概要版を公表した.アナフィラキシーはあらゆる薬剤,食物,自然毒,などによって起こりうるものであり,各施設に合った効率的な対応策の策定が望まれる
©Nankodo Co., Ltd., 2005