発行日 2005年11月1日
Published Date 2005/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2006012498
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感染性腸炎は自然治癒傾向が強いので,治療においては輸液,食事療法,対症薬物療法が最優先する.経験的治療(empiric therapy)として患者背景,症状に応じて短期間抗菌薬療法を行い,投与期間をいたずらに長くしないことがポイントである.抗菌薬は患者の症状緩和と,周辺への二次感染防止のために用いる.腸チフス・パラチフスは全身性感染症であり,対症療法とともに抗菌薬療法が必須である
©Nankodo Co., Ltd., 2005