発行日 2005年8月1日
Published Date 2005/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2005253136
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TおよびBリンパ球それぞれの分化・成熟に伴う表面抗原の変化が知られるようになり,モノクローナル抗体を用いた細胞表面マーカー解析は,造血器悪性腫瘍の診断・経過観察に不可欠である.B細胞性腫瘍の解析に用いられる主な抗原はCD5,CD10,CD19,CD20,CD22,CD23,CD79a,細胞表面免疫グロブリン(SIg)である.T細胞およびNK細胞性腫瘍の解析に用いられる主なCD抗原はCD2,CD3,CD4,CD5,CD7,CD8,CD25,CD30,CD56,CD57などである.WHO分類の各病型について典型的な表面抗原が知られている
©Nankodo Co., Ltd., 2005