発行日 2005年8月1日
Published Date 2005/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2005253135
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悪性リンパ腫の診断に有用な情報は, 1)形態学, 2)免疫形質(免疫染色やフローサイトメトリーによる免疫学的マーカーの解析), 3)遺伝子・染色体(サザン法やPCR法による遺伝子異常やモノクローナリティーの解析,FISHや分染法による染色体異常の解析)および 4)臨床情報(年齢,病変の部位,経過,症状など)である.これらの情報を勘案し統合したものが確定診断といえる.したがって,個々の解析法に適した検体処理,臨床医と病理医とのあいだでの過不足ない情報交換が肝要である
©Nankodo Co., Ltd., 2005