発行日 2005年5月1日
Published Date 2005/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2005191655
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73歳男.血痰に伴い喘鳴及び呼吸困難が出現した.画像検査で右主気管支の内腔を閉塞する,表面に出血と白苔を伴うカリフラワー状の腫瘤を認め,ブラシによる細胞診にて扁平上皮癌と診断された.上縦隔,気管分岐部直下,右主気管支周囲にはリンパ節腫大を認めた.化学療法と純エタノール局注の併用により腫瘤及びリンパ節の縮小を認め,更に,他病院で放射線療法を施行し,治療終了後から現在まで局所再発はない
©Nankodo Co., Ltd., 2005