発行日 2005年5月1日
Published Date 2005/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2005191654
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26歳女.約3年前に全身性エリテマトーデス及びループス腎炎と診断され,prednisolone内服で寛解状態となったが,今回,尿蛋白の増加を認め入院となった.入院後の腎生検でループス腎炎と診断され,methylprednisolone sodium succinateによるパルス療法を施行したところ,皮疹が出現した.大腿部の皮膚生検で真皮血管周囲の細胞浸潤を認め,皮内テストを行った結果,コハク酸エステル基によるアレルギーが疑われた.Dexamethasoneを用いたステロイドパルス療法を施行し,副作用なく,蛋白尿は減少した
©Nankodo Co., Ltd., 2005