臨床室
保存的治療が奏効した非定型類似大腿骨不全骨折の1例
田岡 祐二
1
,
橋本 拓也
,
橋本 千鶴
,
武市 和憲
,
佐藤 浩
1橋本病院 リハビリテーション科
キーワード:
X線診断
,
大腿骨頸部骨折
,
大腿骨骨折
,
日常生活活動
,
放射性核種イメージング
,
Teriparatide
,
体重負荷
,
股関節置換術
,
Minodronic Acid
,
下肢装具
,
筋力増強訓練
,
歩行訓練
,
骨折-補綴物周囲
Keyword:
Activities of Daily Living
,
Femoral Fractures
,
Femoral Neck Fractures
,
Radiography
,
Radionuclide Imaging
,
Weight-Bearing
,
Teriparatide
,
Arthroplasty, Replacement, Hip
,
Periprosthetic Fractures
,
YM 529
pp.530-533
発行日 2017年6月1日
Published Date 2017/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2017277053
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95歳女。ビスホスホネート製剤の長期使用が大腿骨骨折の原因と考えられた。超高齢であることと、大腿骨外側のみの不全骨折であったことから治療は保存的治療を選択した。内容は、廃用症候群予防のために制限荷重下の理学療法(筋力訓練、歩行訓練)を行うとともに、骨癒合促進を目的としてテリパラチド皮下注射を行い、良好な経過が得られた。
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