発行日 2012年7月1日
Published Date 2012/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2012359089
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
転位の大きい鎖骨近位端骨折に対して上腕骨遠位部用ロッキングプレートを用いて骨接合術を行った3例(男性2例、女性1例、平均年齢65歳)の治療成績について報告した。骨折型はAO分類では15-A2が1例、A3が2例で、Robinson分類ではtype 1-B1が1例、type 1-B2が2例であった。その結果、骨癒合は全例で得られており、平均骨癒合期間は6ヵ月であった。疼痛や可動域制限はみられず、合併症もなかった。尚、JOAスコアは平均99.3点と良好な成績であった。
©Nankodo Co., Ltd., 2012